サナト・クマラ：次元上昇の理解

サナト・クマラ
Sanat Kumara

次元上昇の理解
Understanding ascension

14 December 2011 - 6:10pm
ペトラ・マルゴリス経由
Channeler: Petra Margolis

Sanat Kumara, Understanding ascension


皆さんはすべて次元上昇についてかなり多くの話題として取り上げているため、メッセージとしては依然としてかなり誤解されている部分があるようであり、わたし達はそれがいつも明確とは言えない状態になっていることを認識しています。

次元上昇は、単純に皆さんの周波数を引き上げることです。

次元上昇は、ただすべての人間に起っているだけではなく、霊として存在しているわたし達も次元上昇しています。

わたし達が抱えている違いは、わたし達が物質的な身体を持っていないことです。

ここで霊として存在している数多くのわたし達にとって、次元上昇はさらに拡大を意味しています。

わたし達がすべて根源から現れた時、わたし達すべてが完全に完結した存在でした。

わたし達は根源や根源の内部の数多くの宇宙を通して移動していたため、根源は拡大し、わたし達も拡大し、そして宇宙も拡大しました。

拡大によって、そのエネルギーの流れが変化し、いわゆる一息入れる余裕ができて、さらに速い周波数への対応が可能になります。

これが、存在しているあらゆる物事の内部で起っている、ひとつの次元上昇という継続的な運動です。

わたし達は学び、わたし達は探索し、そしてわたし達は拡大します。

それは根源が継続的に拡大して根源の内部の周波数も上昇しているからであり、もしもわたし達がそうなることを選択すれば、わたし達はこの過程の一部になります。

わたし達は、しばらくの間一定の周波数の内部に留まり、その選択した周波数を探索するという意思決定ができます。

もしもわたし達がそう選択すれば、そこから、わたし達は再び上昇を始めます。

わたし達の根源の部分はいつも根源の周波数の内部で動いていて、そのためわたし達が行うことは、いわゆるわたし達という存在のあらゆる部分をわたし達のその部分、根源の部分と同調させるために、ただ上の方に向かう道を見付けることだけです。

次元上昇のそれぞれの周波数の内部でひとつの探索が行われていて、これはまたわたし達が再び拡大していることを意味しています。

わたし達は、今までいつでもわたし達の根源の部分との接触を持つことを学んできました。

これがわたし達に新しいさらに高い周波数に次元上昇することを許しています。

一部の存在達は既にそれよりも低い周波数の内部に残り、その内部の彼らの現実性を演じ切ることに決めているため、今、それぞれの存在がこれを行う自分自身の方法を手にしています。

彼らは、さらに高い周波数に移動する必要性を感じるまで、そういった周波数を探索し学んでいるところです。

その周波数から、彼らは内面と接触を持ち、別の水準の周波数に目覚め始めます。

これを簡単に行うことができる存在達がいます。

彼らは既に、次元上昇を行うさらに速い方法を学んでいるからです。

他の存在達は、一定の周波数の内部で長い時間を過してきて、比較的低い複数の次元の内部に存在することによって時々自分自身の根源の部分との結び付きの一部を遮断してしまったため、それよりも多くの時間が必要になっています。

あるいは、もう少し正確に説明すると、彼らは自分達の根源の部分との結び付きを麻痺させた状態にしています。

これはすべて、彼らが学び経験することを望んでいるものに左右されています。

それぞれの存在は数々の異なる水準上の周波数の間を移動する方法と学んでいるため、この状況は、いつもそれぞれの存在の選択になっています。

しかし一方で、一部の存在は、数々の異なる周波数水準の間を移動する方法を学ぶことにさらに意識を集中しています。

彼らはより多くの経験を積んでいて、より簡単に自分達の根源の部分と完全に結び付いた状態に留まることができます。

皆さんが低い周波数に移動する時、そのエネルギーは密度が高く動きが少なくなるため、時にそのエネルギーの内部で速く動くことが少々困難になるからです。

皆さんは比較的低い周波数水準に移動しているため、そのエネルギーも比較的ゆっくりとしたものになり、その上、皆さんの根源としての存在と最も低い水準になる皆さんの部分との間の結び付きはこの過程を通しても非活性化されてしまいます。

地球上には、どのような低い周波数の内部で動くとしても完全に結び付きを保つことができていたアトランティス時代に由来する存在達がいます。

彼らは、いわゆる数々の周波数水準の間を移動することについての熟達者達です。

一部の存在達は、他の人々の根源の部分との結び付きを活性化する方法と、彼らの根源の部分に戻る手段を見付け出す方法について彼らに教えるために、この熟達者達を利用しています。

他の存在達は、人々がその内面の根源の部分との結び付きとそこに戻る手段を活性化することを妨げるように操作するために、この熟達者達を用いています。

わたしが伝えたように、次元上昇は数々の周波数の間を移動することであり、わたし達は普通、高い周波数水準に移動することを次元上昇と呼び、低い水準の周波数に下降することを次元降下と呼んでいます。

これは、わたし達がこの過程のために用いている人間の表現の仕方です。

数々の周波数水準の間の上昇と下降はひとつの学習過程であり、また経験の過程になっています。

そういった水準の中間や内部でわたし達が何を行うにしてもそれは重要な問題ではなく、わたし達はいつも異なる水準の周波数の間を移動する方法を学ぶことができます。

わたし達は上昇と降下の過程についてさらに多くを学んでいるため、わたし達が自分の上昇あるいは下降する方法をより簡単に見付け出すことができる特殊な符号を利用します。

わたし達はただ説明の目的のためだけにそれを上昇と下降と呼んでいることを心に留めておいてください。

何故なら、すべての周波数が同じ空間に存在しているからです。

こうした数々の符号の一部は、DNAとして認識されています。

皆さんはすべて、その物質的な身体の内部にDNAを保有しています。

DNA内部の符号の一部は、物質的な姿態を維持するために用いられています。

他の部分は、必要であれば皆さんをわたし達の根源の部分に戻す、その結び付きの活性化を開始するために用いられています。

しかし一方で、DNAはわたし達が利用している唯一の符号ではありません。

わたし達は皆さんがチャクラと呼んでいるものの内部の他の幾つかの符号も用いているからです。

それは遥か根源の部分まで、そしてわたし達の霊的な部分、光の身体等々の内部の他の数多くの符号にまで達しています。

しかしながら、このすべてはわたし達の経験に左右されています。

わたし達はさらに経験を積んで今までよりも少ない符号を用いているからです。

こうした符号は、霊の内部のわたし達という存在を形成している幾何学的な象徴になっています。

わたし達は今、学び、探索しているため、わたし達は異なる符号や異なる象徴さえも利用することを学んでいます。

それによってわたし達は、数々の周波数水準の間をより速く移動し、わたし達の根源の部分につながる内面と完全に結び付いている最初の存在状態により速く戻ることができます。

わたし達は上に向かって結び付いているため、わたし達はわたし達という存在のあらゆる部分を根源の部分の周波数水準に連れて行くことに取り組んでいます。

エネルギーの拡大は、最も高い周波数水準で始まり、その状態から、それよりも低い周波数水準は上昇を開始することになるでしょう。

そのため、数々の周波数の水準の内部でも継続的な運動が起ります。

ここで地球からこれを確認すると、地球はひとつの物質的な姿態の範囲内で地球上を移動している最初の存在達によって創り出されたため、その周りに一連の周波数水準を持っています。

彼らが必要とする物質的な姿態を持つことを許しています。

数多くの皆さんが認識している数々のグリッドは、この一連の周波数水準の体系の一部として存在しています。

数々の物性の水準に対する調整のため、時間と伴にこうした体系は変化してきました。

人類は、利用することを望んでいる物性の水準と結び付くために、こうしたグリッドにつながろうとしました。

これは、ひとつの副作用を持っていました。人間は次々とその結びつきを失って行ったからです。

人間は地球上に留まるためにそのグリッドを利用し、そのグリッドは一部の存在達によって操作され、実際に人類を地球上に接地させました。

しかしそれは、周波数の水準を上昇させることができない方法でした。

数々のグリッドが破壊され、修復され、新しいグリッドが創られ、破壊され、それが繰り返されました。

現時点において、複数の古いグリッドが残っていて、比較的新しいグリッドも存在し、新しい結晶構造のグリッドが築かれています。

当初は、人類が最も低い物質的な周波数の水準に到達することができるように、こうしたグリッドは地球の内部に築かれました。

人類を地球上に接地させ続ける効果が備わっていました。

新しいグリッドは、地球の内部には存在せず、これは人類が地球上に接地しないようにするためであり、ある意味で人類が地球から離れてさらに高い周波数水準に完全に移動することを許しています。

皆さんはこのようにそれを確認することができます。

皆さんの足は地面の上にあり、皆さんのエネルギーは皆さんの足を通り過ぎて、皆さんの足のすぐ下にある地球のチャクラを通して大地に接しています。

そのため、皆さんは地球に向いた2つの接点を持っていることになります。

両方の接点は、皆さんを地球の中のグリッドに結び付けるために利用されています。

一部の皆さんは、ただひとつのグリッドだけ結び付けられていて、他の人々は数多くのグリッドと結び付けられていますが、こうしたグリッドからの接続を遮断するために皆さんが過去の人生で行ったことに左右されています。

これは新しい知識ではないからです。

今、皆さんは比較的低い周波数水準に降下して、皆さんは地球内部に向かうグリッドに皆さん自身を接地させています。

そのため次元上昇は、皆さんが皆さんの地球の部分と皆さんの根源の部分との間の結び付きに戻り始めることを意味しています。

皆さんはそこから根源の部分の周波数水準に向けて、皆さんのすべての水準を引き上げ始めます。

皆さんはこの世界のグリッドに接地しているため、皆さんはそういった部分をさらに高い周波数水準まで引き上げることができません。

そのグリッドはある低い水準の周波数の内部に接地していて、その周波数を引き上げることができるようになるためにはその水準とのつながりを遮断することが必要になっているからです。

次元上昇は皆さんの内部の最も低い周波数の水準から始まり、その水準が新しい周波数の水準に引き上げられているところです。

そのため、もしも皆さんが3次元の周波数水準の内部に存在している部分を持っているとすれば、皆さんはその部分を皆さんという存在の4次元の周波数水準まで引き上げる必要があります。

そういった部分が4次元の周波数水準になった時点で、ふたつの部分がひとつになるまで、皆さんはその部分を4次元の周波数水準から5次元の周波数水準に引き上げはじめます。

すべての部分が最も高い周波数水準である皆さんの根源の部分でひとつになるまで、皆さんはこの作業を続けます。

今、皆さんは実際に動いていない状態であり、皆さんは同じ場所の内部に留まっているだけです。

皆さんが行っているのは、周波数の水準の内部で移動しているだけです。

地球内部のグリッドは、3次元と5次元の周波数水準の間にあります。

しかし一方で、すべてのグリッドが能力全開で作動しているとは言えない状態であり、数多くのグリッドが他の数多くの目的のために利用されています。

まず初めに、エネルギーを吸い上げて、皆さんに対して恐れや数多くの他の操作用の思考や感覚を送ることによって皆さんを操作するために、そういったエネルギーを利用します。

2番目として、皆さんの比較的低い部分を地球に接地させて、皆さんがそうした部分の周波数をさらに高い水準の周波数に引き上げることを許さないことを目的として、そのグリッドを使用します。

そのグリッドは3次元、4次元、5次元の各周波数の中で作動しているため、皆さんは小さな部分をそういった水準に引き上げることはできますが、しかしこれは皆さんが接地させられている中で最も高い水準になるため、皆さんはそれ以上の周波数に上昇することはできません。

こうした状態になっている理由は、皆さんはすべて異なる周波数水準で作動している数多くのグリッドに結び付けられ、接地させられているからです。

地球上に存在していない新しいグリッドは、12次元の周波数水準で機能します。

そのため、その内部にはそれ以下のすべての水準や空間が維持されています。

これは、3次元から12次元までの周波数の水準を維持していることを意味しています。

このグリッドの内部と結び付くこと、あるいはその内部に接地することは、地球の星のチャクラや根のチャクラを通して行われるのではなく、皆さんのさらに高いチャクラを通して行われます。

例えば3次元の周波数水準から4次元の周波数水準まで移動し、次にそこから5次元やそれ以上の周波数水準に移動するように、内部に存在する皆さんのすべての引き上げを始めることができるようになっています。

数々の周波数水準の引き上げは、皆さんの内部、DNA、チャクラ、霊的な身体の内部に存在している符号を利用することによって、行われます。

ほとんどの皆さんはただ3次元の水準から5次元の水準に向けた変化を起こすために地球上に存在していますが、次元上昇の2つの過程が存在しています。

ひとつは惑星の次元上昇であり、皆さんの周波数水準を3次元の水準から5次元の水準に引き上げます。

そして他の過程は大宇宙の次元上昇と呼ばれていて、それは皆さんの周波数水準を3次元の水準から皆さんという存在の根源の水準にまで引き上げます。

皆さんの根源の水準は12次元の周波数水準以上に存在しています。

12次元の水準は、いわゆる人間のための物質的な周波数水準の最後の部分であり、それ以上では物質的な姿態は存在していません。

惑星の次元上昇の最初の過程は、ただ2つ上の水準に上げるだけであり、皆さんの根源の部分とのつながりに完全に戻る必要はないため、最も簡単なものになっています。

2番目の過程の大宇宙の次元上昇は、数多くの周波数の水準を通過する運動が必要になり、ほとんどの人々にとって12次元の周波数水準を上回る道になっているため、さらに複雑なものになっています。

イシスは、“イシスの惑星の次元上昇のための光の身体の過程”を通して、惑星の次元上昇の最初の過程を細部に至るまで説明しています。

「イシスの惑星の次元上昇のための光の身体の過程」

http://twinkle-star999.blog.so-net.ne.jp/2011-12-25

そのため、わたし達は大宇宙の次元上昇の過程に焦点を合わせることにします。

3次元の水準から5次元の水準までの惑星の次元上昇は、皆さんが皆さんの物質的な姿態を失うことを意味している訳ではなく、皆さんは依然として地球上に存在し、地球上での死と誕生という転生の循環の影響に支配されたままになるでしょう。

それが意味していることは、皆さんを地球上に接地したままの状態にしている部分から皆さんが自由になることであり、その状況から、皆さんは皆さんの根源の部分という最も高い周波数の水準になるまで、皆さんの根源の部分との完全な結び付きに戻る皆さんの帰還の道に対する取り組みを始めることができます。

大宇宙の次元上昇は、皆さんがその帰還の道に取り組んで、物質的な転生の循環からはるばると皆さんの根源の部分になるまで、つまり皆さんのすべての水準を皆さんの根源の部分の周波数水準にまで、周波数を引き上げることを意味しています。

皆さんの根源の部分の内部には数多くの異なる水準が存在していて、皆さんは皆さんの根源の部分の内部深くに向かって移動している時、皆さんはその最も高い水準が根源の周波数水準全体で振動していることに気付くようになるでしょう。

そのため、皆さんが皆さんの根源の部分に到達すると同時に、皆さんはさらに深い内面に向かって移動し始め、再び根源と、一体性と、完全に結び付きます。

皆さんが皆さんの根源の部分の外側に到達すると同時に、既にわたしたちがそう呼んでいる一体性を経験しますが、しかし、完全な一体性は、皆さんの根源の部分の内部の深い場所で起こります。

そのため、言うまでもなく皆さん自身の選択に左右されながら、皆さんは今後継続的に次元上昇をするようになることを理解することがでます。

一部の皆さんは、13次元の周波数水準のポイントで止まることを決断して探索を開始し、そこから活動を始め、他の皆さんは、はるばる内部の最も高い水準にまで移動して探索し、そこから活動を始めるようになるでしょう。

その違いは、すべての異なる周波数水準上で利用できる能力と知識の範囲内に存在しています。

完全な能力と知識は、一体性という根源の水準にある、皆さんの根源の部分という最も深い水準の内部に存在しています。

それぞれの存在が次元上昇することができ、その通り、その人間の身体のための過程は霊の内部のものとは異なりますが、しかしそれは不可能を意味している訳ではなく、皆さんはここに現れる前に既にその基礎を整えていて、内部で次元上昇するために必要とされている数々の方針を皆さん自身に与えています。

ここで、数多くの人々が、皆さんの宇宙やそれ以上の世界の内部の他の存在達について疑問を抱くことになるでしょう。

その通り、彼らもすべて、ひとつの存在が行うあらゆる活動を、良いものも悪いものも、引き上げることができます。

その善悪は皆さんの人間の視点から皆さんがそれを理解しているものであり、次元上昇の過程を妨げることはありません。

例えば、他の存在達を支配することに意識を集中しているある存在は、阻害要因となるある種の執着を持っている可能性があります。

その理由は、彼らは彼らが必要とする幾つかの符号を見つけ出すことを妨げる可能性がある特定のエネルギーを持ち込んでいるからです。

ですから、その符号を見つけ出すためにより多くの時間がかかり、その符号を見つけ出すために内部のエネルギーを綺麗にすることにより多くの時間を必要とするため、次元上昇の過程はゆっくりとしたものになります。

これは否定的な執着だけではなく、あらゆる執着に対して当てはまります。

わたし達は次のメッセージの中で大宇宙の次元上昇の過程に焦点を合わせることになるため、ここでわたし達の次元上昇の談話を終わりにしたいと思います。

サナト・クマラ
Sanat Kumara

Through Petra Margolis
December 14, 2011
www.ascendedmasters.org

http://lightworkers.org/channeling/148565/sanat-kumara-understanding-ascension

翻訳：森のくまさま...ありがとうございます。